叢生とは
歯並びがガタガタになっている状態です。「乱杭歯」とも呼ばれています。
このうち、上顎の前から三番目の歯が歯列から飛び出ているものを「八重歯」と呼びます。
原因
顎が小さい、あるいは歯が大きいことでスペースが不足すると、叢生が起こります。また、指しゃぶり、舌癖も叢生の原因になると言われています。
治療のタイミング
永久歯への生え替わりの時期に治療を行うと、良い結果が得られやすくなります。
放置した場合のリスク
審美的な問題の他、磨きづらさ、そのことによる虫歯・歯周病リスクの上昇が懸念されます。
また、歯の先端が舌や粘膜を傷つけ、口内炎を引き起こすこともあります。
治療方法
多くの場合、歯がきれいに並ぶスペースが不足していることが根本的な問題であるため、抜歯が必要になることもあります。
顎の発育段階にある生え変わりの時期に治療を開始することで、非抜歯で矯正治療ができる可能性が高まります。