顎変形症・口唇口蓋裂

※現在、口蓋裂や手術が必要な保険適用の患者様は、新型コロナウイルスの関係もあり、提携先の手術の施設が込み合っているため、現状、初診相談を受け付けておりません。
ご了承ください。

顎変形症

顎変形症とは

下顎や上顎の骨の発育のアンバランス、骨の変形によって、著しく咬み合わせが悪化している状態です。
出っ歯や受け口の他、上下の前歯が咬み合わない「開咬」の方が顎変形症の診断を受けるケースが多くなっています。

症状

顎変形症は、以下のような症状を伴うことがあります。

  • 食べ物を正しく噛めない。
  • 発音がしづらい。
  • 顎関節に痛み、違和感がある。
  • 硬いものにぶつかったときに下顎を骨折しやすい。
  • 睡眠時無呼吸、いびき。
  • 麺類など細くやわらかいものを噛み切りにくい。

原因

口唇口蓋裂や顎の骨折によって起こることは確認されていますが、ほとんどの顎変形症の根本的な原因は、未だ明らかになっていません。
人種、遺伝、指しゃぶり、舌癖などが関係しているのではないかともいわれています。

治療

外科的矯正による治療が可能です。外科的矯正治療は、「矯正歯科治療」と「外科手術」に分けられます。
高瀬矯正歯科は、顎口腔機能診断施設の指定を受けておりますので、顎変形症に対する矯正歯科治療には健康保険が適用されます。

口唇口蓋裂

口唇口蓋裂とは

口唇(くちびる)、口蓋(口内の天井部分)が完成しないまま生まれてきた状態です。特に口唇が離れていることを「口唇裂」、口腔と鼻腔がつながっていることを「口蓋裂」と呼びます。
日本人に比較的多く、500~600人に1人の割合で口唇口蓋裂を持った赤ちゃんが産まれていると言われています。

症状

口唇口蓋裂は、以下のような症状を伴います。

  • 口唇や鼻の変形
  • 裂部の歯の欠損、歯並びの乱れ
  • 摂食障害
  • 言語障害
  • 顔面の発育の不十分
  • 中耳炎にかかりやすくなる

原因

胎児の各器官が形作られる中で、口唇・口蓋の形成がうまくいかず、そのまま出産を迎えることで起こります。
なぜ口唇・口蓋の形成がうまくいかないのか、という根本的な原因は未だはっきり分かっていません。
ただ、妊娠中の母体の葉酸の不足・飲酒・喫煙、ストレス、栄養障害などがリスク要因になっているのではないか、と言われています。

治療

口唇列や口蓋裂に対する手術が行われます。多くの場合、歯並び・咬み合わせに問題が生じているため、歯科矯正治療が必要になります。
口唇口蓋裂の治療には、健康保険が適用されます。

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